2018年12月15日(土)7:30
都外川先生の色彩学レッスンvol.31
昨日のビビッド明確なビコロール&トリコロール配色🇫🇷
とは打って変わって
アンニュイな感覚が魅力のカマイユ&フォカマイユ配色。
今日は後者をご紹介します。
「カマイユ」とは「単一画法」から来ており、
ほとんど一色に見えるような配色です。
色相差もトーン差もほとんどないような配色です。
フランス発祥のカメオ
「色相差なし(同一色相配色)」の場合は「トーン差を少し」だけ
「トーン差なし(同一トーン配色)」の場合は「色相差を少し」だけ
と言ったような感じにします。
「フォ」とは「まがいもの」「いつわりの」と言った意味です。
フォカマイユ配色とは、一見カマイユ配色に見えても
ほんの少しだけ差がついている配色です。
「色相差も少し、トーン差も少し」
と言ったような配色で、
カマイユ配色に比べて少〜しだけ、動きや変化が生まれます。
まさに、ジェラートピケのような世界観。
p(ペール)トーンを全面に使って
明るく、優しく、女の子らしい、マシュマロのような世界観ですね。
何れにしても、色相やトーンのイメージがそのまま全面に出ますので、
メッセージも伝わりやすくなります。
COCOLOR(ココカラー)代表 都外川八恵