2018年12月1日(土)7:30
〜都外川先生の色彩学レッスンvol.29
「色相環から規則正しく選んできた色は調和しやすい」
という考え方があります。
色相環を2分割した2色配色(直線):ダイアード(180度の関係)※補色色相配色と同じ
色相環を3分割した3色配色(二等辺三角形):スプリットコンプリメンタリー
色相環を3分割した3色配色(正三角形):トライアド(120度×3の関係)
色相環を4分割した4色配色(四角形):テトラード(90度×4の関係)
色相環を5分割した5色配色(五角形 or 正三角形+白+黒):ペンタード
色相環を4分割した6色配色(六角形 or 正四角形+白+黒)・へクサード
今日はへクサード!
へクサードは、6色配色ですので24色相は6で綺麗に割り切れます。
4色相差の中差色相配色の組み合わせの6色配色はへクサードと言います。
しかし、ほぼ六角形になっていればOKです。
また、ペンタードの5色配色にならって
テトラードの正四角形の配色に白と黒を足した配色も
へクサードと表現してOKです。
だいたい、このような配色といった感じでしょうか。
2番の「赤」(色相記号2:R)
5番の「橙」(色相記号5:O)
8番の「黄」(色相記号8:Y)
12番の「緑」(色相記号12:G)
18番の「青」(色相記号18:B)
22番の「紫」(色相記号22😛)
ほぼほぼ(いびつな)六角形配色のへクサード
4色以上、特に5色以上になると、
かなりマルチカラーのカラフルな多色配色といった印象になります。
もちろん上のサンプルに挙げたような6色配色でなくともOKです。
何れにしてもバラバラしすぎないように、
色相が変化している分、トーンだけでも統一すると
変化の中にも多少の統一感が取れて
統一と変化のバランスが取れてきますのでオススメです。
COCOLOR(ココカラー)代表 都外川八恵