2020年1月6日(月)19:30
〜都外川先生の色彩学レッスンvol.77〜
色彩と構成シリーズ第7弾!
色による遠近効果
近くのものの色ははっきり見えるが、
遠くなるにつれて色がかすんでいき、青白く見える――
こうした自然界の原理を利用した遠近感の表現を
空気遠近法といいます。
近くのものを濃い色ではっきりとした輪郭で描き、
遠くのものを淡くぼやけてトーンで描くことで、
距離感を表現することができます。
奥行き感の表現には、
トーンのグラデーションや、
進出色・後退色を活用すると効果的です。
進出色=暖色系、高明度(明るい)色
後退色=寒色系、低明度(くらい)色
同じ形(デザイン)でも、
色使いだけでだいぶ違った印象になっているかと思います。
遠近感や奥行き感も
これだけ色で演出できるんですよ。
by
経営者を35億通りの色で強運体質にする
色に恋して船で旅する
ロジカルカラーブランディングスタイリスト
COCOLOR代表
都外川八恵