2020年3月19日(木)19:30
〜都外川先生の色彩学レッスンvol.148〜
昨日、色を感じる目の中の細胞である
視細胞についてご紹介しましたが、
今日はその視細胞の感度の違いをご紹介します。
錐体と杆体では、
光の波長ごとの感度に違いがあるため、
同じ強さの光でも
色によって明るさの感じ方が異なります。
この波長ごとの視細胞の感度を
視感効率といいます。
(視感度、比視感度ともいいます。)
下のグラフは、
錐体は明るい場所での、
杆体は暗い場所での、
各波長に対する感度を示したもので、
分光視感効率曲線といいます。
分光視感効率曲線は、
それぞれの視細胞で最高感度となる
波長の明るさを1.0としたとき、
他の波長の光がどの程度明るく見えるか
を表しています。
明日は、視細胞の中のカラーフィルムにあたる
3種類の錐体別の感度についてご紹介します。
by
経営者を35億通りの色で強運体質にする
色に恋して船で旅する
ロジカルカラーブランディングスタイリスト
COCOLOR代表
都外川八恵