ないはずの色が見える!?〜ハーマングリッド

2019年12月23日(月)19:30
〜都外川先生の色彩学レッスンvol.63〜

今日は、色の錯覚錯視の一つである
ハーマングリッドについてご紹介します。

先日、縁辺対比(えんぺんたいひ)については
ご紹介しましたが、その一種です。

ハーマングリッド(はーまんぐりっど)

白い十字路(交差点)にぼんやりとした影が見える、
明るさの錯視のこと。
縁辺対比(えんぺんたいひ)によって、
黒の格子にはうすい黒の影が、
赤の格子にはうすい赤の影が現れます。

不思議ですが、
丸く影に見えているところを鉛筆で囲むと・・・
今まで見えていた影は消えます。

見えないはずのものが見えたり、
見えていたはずのものが見えなくなったり。

人間の視覚って案外曖昧!?

逆手にとってうまく操れば
ディスプレイや自分の見せ方を
自在に変えることができますね。

by
経営者を35億通りの色で強運体質にする
色に恋して船で旅する
ロジカルカラーブランディングスタイリスト

COCOLOR代表
都外川八恵

  
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