2018年11月24日(土)7:30
〜都外川先生の色彩学レッスンvol.22
トーンイントーン配色については
色彩学レッスンvol.21でもやりました。
同一トーン〜類似トーン配色くらいまでを指すのが
トーンイントーン配色ですが、
トーンイントーン配色の中でも特に、
中間色(濁色)である
s(ストロング)トーン
sf(ソフト)トーン
d(ダル)トーン
ltg(ライトグレイッシュ)トーン
g(グレイッシュ)トーン
のあたりを使った配色は「トーナル配色」といい、
特に、落ち着いて、渋い、味わいのある配色になります。
侘び寂びのような世界観。
秋の配色は、
割と鮮やかで深みのあるdp(ディープ)トーンが中心の
「色鮮やかな世界」もありますが、
その一方で「トーナル配色」のような
「渋さを感じさせる世界」もありますね。
「極彩色の世界」と「侘び寂びの世界」
まるで日本文化にも通づるところがあるかもしれません。
「トーナル配色」は、大人になるにつれこの良さがわかる
大人の魅力を伝えられる世界観とも言えるかもしれませんね。
あなたも「トーナル配色」の魅力を見つけに、
秋の自然界に出かけてみませんか?
COCOLOR(ココカラー)代表 都外川八恵