2018年11月27日(火)7:30
〜都外川先生の色彩学レッスンvol.25
「色相環から規則正しく選んできた色は調和しやすい」
という考え方があります。
色相環を2分割した2色配色(直線):ダイアード(180度の関係)※補色色相配色と同じ
色相環を3分割した3色配色(二等辺三角形):スプリットコンプリメンタリー
色相環を3分割した3色配色(正三角形):トライアド(120度×3の関係)
色相環を4分割した4色配色(四角形):テトラード(90度×4の関係)
色相環を5分割した5色配色(五角形or正三角形+白+黒):ペンタード
色相環を4分割した6色配色(六角形or正四角形+白+黒)・へクサード
今日はトライアド!
トライアドについては対照色相配色のところでもやりました。
24色を3分割した8色相差の配色は、おのずとトライアドになります。
今回、このブルーベリータルトのような配色はいかがでしょうか。
3番の「黄みの赤」(色相記号3:yR)
11番の「黄みの緑」(色相記号11:yG)
19番の「紫みの青」(色相記号19:pB)
約8色相差の対照色相配であり、トライアドです。
2色配色のダイアードよりも、
より多様性が加わるのが3色配色のトライアドです。
また、2色配色のダイアードのような
白黒はっきりした思い切りのある配色とは違い、
3色配色のトライアドは多少のメリハリがありながら、
バランス感覚の良さも感じさせやすくなります。
ポップでキッチュな動きのある印象にもなりやすいです。
色相差やそのままにバランスよく変えるなどして
是非活用されてみられてはいかがでしょう?
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COCOLOR(ココカラー )代表 都外川八恵