2018年11月11日(日)7:30
〜都外川先生の色彩学レッスンvol.17
もうすぐ七五三。
今日あたりの日曜日も、
神社は晴れ着を着た可愛い子供達で賑わっているのではないでしょうか。
我が家も一人娘の7歳の七五三を15日に予定しています。
神社に行くとよく見る、「赤と金(黄)と緑」の組み合わせ。
「緑」から「黄」〜「赤」と色づく美しい紅葉も見どころ♫
これらは色相差が4〜7ある「中差色相配色」
色相番号で言うと
「2番」の「Red」 の「赤」と
「8番」の「Yellow」 の「黄」と
「12番」の「Green」の「緑」あたりです。
のあたりです。
「中差色相配色」は、
全体的に「統一感」があるとも、「変化」があるとも感じさせにくいので、
誤ると「どっちつかず」になることが多い配色です。
そのため、白黒はっきりつけたがる欧州や米国の文化ではあまり見られない配色。
ですが、襖や障子を開け、縁側で自然界の色と共存し、
四季折々のどれも愛で受け入れてきた日本人と
縁とゆかりがあるものには多く見ることのできる配色です。
「配色に迷ったら自然界に学べ」
という言葉もありますが、それらの移ろいから、
色々な感性を磨くことができますね。
COCOLOR(ココカラー)代表 都外川八恵