2020年1月31日(金)19:30
〜都外川先生の色彩学レッスンvol.102〜
昨日から、色の見えに欠かせない、
色の正体である光の経路についてお届けしていますが、
今日はその第三弾!!!
光の波が重なり合う干渉
干渉(かんしょう)とは、
複数の波が重ね合わさったときに、
山と山(谷と谷)が足しあって波が強くなったり、
山と谷が打ち消しあって波が弱くなったりする現象のこと。
光の波では
山と山で強くなると明るく見え、
山と谷で弱くなると暗く見えます。
こうして干渉しあう光が、色の違いとなって現れます。
シャボン玉の表面の虹色は、
シャボンの膜の表面で反射した光と、
表面を透過して膜の底面で反射して戻ってきた光が
干渉しあって、強くなった波長の光の色が現れています。
同じように見える虹色でも、
光の
屈折によるもの
回折によるもの
干渉によるものなど
起きている光の経路や現象が異なります。
色(光)は本当に奥深いですね。
by
経営者を35億通りの色で強運体質にする
色に恋して船で旅する
ロジカルカラーブランディングスタイリスト
COCOLOR代表
都外川八恵