2020年1月10日(金)19:30
〜都外川先生の色彩学レッスンvol.81〜
今日からは、色の心理的効果についてシリーズでお届けします。
第一弾の今日は、色の寒暖感について。
色の寒暖感 ← 色相による影響
赤、橙、黄などの暖かい(温かい)印象を与える色を暖色といい、
青や青緑などの冷たい(寒い)印象を与える色を寒色といいます。
ちなみに、緑、紫などの寒暖を感じない色を中性色といいます。
色の寒暖感には色相が関係し、色相環の位置に応じて連続的に変化します。
24色相あるPCCSの色相環では、
1:pR ~ 8:Yを暖色系(8色)
13:bG ~ 19:pBを寒色系(7色)
それ以外の
9:gY ~12:G、20:V ~ 24:RPを中性色系(9色)としています。
これらは、文化や風土や歴史を超えて、
10人いたら7人は共通して感じる色の心理的効果です。
そのため、国境を越えて、
赤い蛇口と青い蛇口を見れば、
どなたでも、赤が温水で青が冷水であることが
即座にイメージできると思います。
このように、昨日お伝えした色の象徴レベル的に
色とイメージが強く結びついているものを
覆す時には、かなりの勇気と覚悟が必要です。
by
経営者を35億通りの色で強運体質にする
色に恋して船で旅する
ロジカルカラーブランディングスタイリスト
COCOLOR代表
都外川八恵