2018年11月23日(金)7:30
〜都外川先生の色彩学レッスンvol.21
昨日、トーンオントーン配色についてやりましたが、
トーンオントーン配色は「同系色の濃淡配色」でした。
本日は、「トーンイントーン配色」。
直訳すると「トーンの中にトーンを」
別名「同一トーン配色」です。
トーンをまとめる(統一する)ので
「ドミナントトーン配色」とも言えます。
★「ドミナント」は「支配する」という意味。
「統一する」「まとめる」ということです。
「ドミナントトーン配色」の場合は「トーンをまとめた配色」のことを言います。
参照:ドミナントカラー配色
クリスマスのイルミネーションは、
トーンをまとめて多色色相の
「トーンイントーン配色」「ドミナントトーン配色」ですね。
似たような名前ですが、
ON(オン)とIN(イン)の違いで全然異なりますので、
注意しましょう。
トーンが同じ配色を「同一トーン配色」
トーンが隣接している配色を「類似トーン配色」
トーンが離れている配色を「対照トーン配色」と言いますが、
「類似トーン配色」のあたりまで含めて
「トーンイントーン配色」と言っても良いでしょう。
「トーンオントーン配色」は、「色相」にまとまりがありましたが、
その分「トーン」に変化がありました。
そのほうが「統一と変化のバランス」が取れるのです。
「トーンイントーン配色」は、「トーン」にまとまりがありますが、
その分「色相」に変化をつけます。
やはりそのほうが「統一と変化のバランス」が取れるのです。
人間は、あまのじゃくですから、
統一感がありすぎてもつまらなくなりますし、
バラバラしすぎても落ち着かないものです。
いい子なだけではつまらないし、
悪い子でもダメ。
倫理も不倫理も大好きな
小悪魔的なツンデレと一緒!?(笑)
COCOLOR(ココカラー)都外川八恵