2020年3月3日(火)19:30
〜都外川先生の色彩学レッスンvol.132〜
「見えやすさ」をコントロールするのに
色はとっても重要な要素です。
今日は、そのシリーズ第四弾!
可読性とは
可読性とは、対象物が発見された後に、
文字や数字がはっきりと判別できるかどうかの度合い
のことです。
昨日お伝えした明視性と似ています。
単に、図形の場合は明視性といい、
文字や数字の場合は可読性と言います。
読み方の違いのみで、
中身はやはり明度差が大切です。
背景(地色)と
挿入した図形や文字(図色)の
明度差が高いほど
明視性も可読性も上がります。
明度差が高いか低いかは
白黒コピーを取ると一目瞭然です。
明度差が高い場合は
白黒コピーでもきちんと見えますが、
明度差が低い場合は
白黒コピーを取るとほとんど読み取ることができません。
色覚はある意味人によって様々ですが、
光と陰の明暗(白黒)の世界ですとある程度共通です。
オリンピックなどの世界的なイベントなどは
海外から多くの方がいらっしゃるので
どんな方にもわかりやすい
広告やサイン計画をする上で、
色彩計画も欠かせませんね。
by
経営者を35億通りの色で強運体質にする
色に恋して船で旅する
ロジカルカラーブランディングスタイリスト
COCOLOR代表
都外川八恵