色を見るということ

2020年1月20日(月)19:30
〜都外川先生の色彩学レッスンvol.91〜

今まで、眼の構造や、
そのの中でも特にと関わりの深い網膜の構造
そして色の見えと最も係わりの深い視細胞について
お届けしてまいりました。

今日は、
「そもそも色を見るということ」について、
改めて見て行きたいと思います。

色彩学レッスンをスタートした初回の頃にも触れましたが、、、
色の世界の全体像

色を見るということは、
次の3つの要素が必要です。

があること(真っ暗では見えません:光源色以外)
があること(色は物についているように見えますが、実際は違います)
があること(眼を閉じていては色は見えません:体で波動は感じていますが)

これらの3つを、
色知覚の三要素とか、
視覚現象の三要素といいます。

繰り返しになりますが、
私たちが「色を見る」には、
①光源(光)
②物体(物)
③視覚(眼)
の3つの要素が必要です。

光がない暗闇の世界や眼を閉じた状態、
見る対象となる物がない状態では、
色を見ることはできません。
3つの条件が揃って、
はじめて「色を見る」ことができるのです。

また、色は物についているかのように見えていますが、
私たちが色として感じているものは、
実はなのです。

光源からの光の色を直接見る場合もありますが(光源色
私たちが目にする色のほとんどは、
光が物体を照らしたときに物体に当たって
反射(あるいは透過)されたであり、
その光が眼の感覚を刺激することで色を感じているのです。

色が刺激である。

ということはご理解いただけましたでしょうか。
自分の人生にとって、いい刺激を味方につけたいものですね。 

by
経営者を35億通りの色で強運体質にする
色に恋して船で旅する
ロジカルカラーブランディングスタイリスト
COCOLOR代表
都外川八恵

  
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