2018年11月20日(火)7:30
〜都外川先生の色彩学レッスンvol.18
携帯やスマホやパソコンやテレビ画面などの「光」の世界は「色光」の世界。
印刷などの「光以外」の世界は「色料」の世界です。
「色光」の三原色は「RGB」(赤、緑、青)
「色料」の三原色は「CMY」(シアン、マゼンタ、イエロー)。
「RGB」は、「3:yR」(黄みの赤)「12:G」(緑)「19:pB」(紫みの青)
「CMY」は、「16:gB」 (緑みの青)「24:RP」(赤紫)「8:Y」(黄)
「色光」の世界は「RGB」さえあれば「CMY」をはじめとするあらゆる色を再現できます。
「色料」の世界は「CMY」さえあれば「RGB」をはじめとするあらゆる色を再現できます。
「色光」の世界は混ぜれば混ぜるほど明るくなる「加法混色」の世界。
「色料」の世界は混ぜれば混ぜるほど暗くなる「減法混色」の世界です。
「色光」の世界の三原色「RGB」と
「色料」の世界の三原色「CMY」は、
それぞれ「補色」の関係になっています。
「R」と「C」
「G」と「M」
「B」と「Y」
いずれも、混ぜて「白」になるのが「加法混色」
いずれも、混ぜて「黒」になるのが「減法混色」です。
加法混色の補色
減法混色の補色
「RGB」と「CMY」
それぞれの関係は「色相差が8〜10」離れた「対照色相配色」で、
程よくコントラストがついた明快なトリコロールのような配色になっています。
これらに限らず一般的に「対照色相配色」(別名:トライアド)は、
明快で動きのある、スポーティーでカジュアルな印象になりやすい配色ですね。
COCOLOR(ココカラー)代表 都外川八恵