2020年3月7日(土)19:30
〜都外川先生の色彩学レッスンvol.136〜
配色によって見る人に共通のイメージを抱かせたい場合には、
個人の経験や国、時代などによって変化することのない
普遍的なイメージを持つ色を用いた配色にする必要があります。
ここでは、このような配色イメージの例を、
①色相
②明度
③彩度
④トーン(明度+彩度)
の色の三属性との関連で見ていきます。
「明度」に関連する配色イメージ
高明度は軽く、低明度は重いイメージになります。
(色の軽重感)
また、
高明度は軟らかく、低明度は硬いイメージにもなります。
(色の硬軟感)
さらに、
高明度は膨張し、低明度は収縮して見えます。
(色の膨張&収縮感)
柔らかいイメージをより強めるには、
曲線や有機的な形を用います。
硬いイメージをより強めるには、
直線やシャープな形を用いるほか、
少し明暗のコントラストをつけます。
色は見た目の8割を占めますので、相当です!
でも、
色のイメージだけではなく、
素材のイメージや
形のイメージも
イメージキーワードに合わせていけば
鬼に金棒ですね。
by
経営者を35億通りの色で強運体質にする
色に恋して船で旅する
ロジカルカラーブランディングスタイリスト
COCOLOR代表
都外川八恵