2020年1月19日(日)19:30
〜都外川先生の色彩学レッスンvol.90〜
一昨日は、眼の構造について見てまいりました。
昨日は、その眼の中でも、
特に色と関わりの深い網膜の構造についてお届けしました。
今日は、その網膜に存在する
色の見えと最も係わりの深い
視細胞について詳しく見てまいります。
視細胞の種類
光を神経信号に変換する視細胞は、
網膜の中でも最も色の認識と関係が深い部分です。
視細胞は、
色(光の波長の違い)を識別する
錐体細胞(すいたいさいぼう)(錐体)と、
明暗を識別する
杆体細胞(かんたいさいぼう)(杆体)の
2種類に分けられます。
さらに錐体には、
長波長(赤:R)の光を主に感じるL 錐体、
中波長(緑:G)の光を主に感じるM 錐体、
短波長(青:B)の光を主に感じるS 錐体
の3 種類があり、
この3つの錐体の働きが、
私たちが感じる色の基本となっています。
この3種類の細胞の差が
人によって色の見えが異なることに
大きく影響しています。
by
経営者を35億通りの色で強運体質にする
色に恋して船で旅する
ロジカルカラーブランディングスタイリスト
COCOLOR代表
都外川八恵