2018年11月29日(木)7:30
〜都外川先生の色彩学レッスンvol.27
「色相環から規則正しく選んできた色は調和しやすい」
という考え方があります。
色相環を2分割した2色配色(直線):ダイアード(180度の関係)※補色色相配色と同じ
色相環を3分割した3色配色(二等辺三角形):スプリットコンプリメンタリー
色相環を3分割した3色配色(正三角形):トライアド(120度×3の関係)
色相環を4分割した4色配色(四角形):テトラード(90度×4の関係)
色相環を5分割した5色配色(五角形or正三角形+白+黒):ペンタード
色相環を4分割した6色配色(六角形or正四角形+白+黒)・へクサード
今日はテトラード!
テトラードは、6色相差の4色配色ですが(24色相➗4=6色相差)
かなりカジュアルな印象の配色になります。
色数が増えるに従ってその傾向はありますね。
今回、この商品のような配色はいかがでしょうか。
2番の「赤」(色相記号2:R)
8番の「黄」(色相記号8:Y)
12番の「緑」(色相記号12:G)
18番の「青」(色相記号18:B)
※ちなみに、これらの4色は、心理的な原色として
「心理四原色」とも呼ばれています。
テトラードは、正確には6色相差ずつの4色配色ですが、
ほぼ四角形の関係になっていればテトラード配色と表現してOKです。
アフリカ大陸の近くのインド洋に位置するモーリシャスという国家の国旗も
テトラードのような配色になっています。
赤黄緑青の配色に限らず
色相環を4等分した配色はテトラードとなり、
動きや楽しさが出てくるカジュアルな配色になりやすいので、
ぜひ試してみてくださいネ♬
COCOLOR(ココカラー)代表 都外川八恵