2019年12月29日(日)19:30
〜都外川先生の色彩学レッスンvol.69〜
色の錯覚&錯視シリーズがしばらく続いています。
今日もそのシリーズ!!
マッカロー効果
(左の)有彩色の図を数分間見続けた後、
(右の)無彩色の図に眼を移すと、
縦縞の部分(緑)は緑の補色の赤に、
横縞の部分(赤)は赤の補色の緑に、
色づいて見える現象。
視覚系が、
縞模様の方向(縦・横)と
色(緑・赤)の情報を、
組み合わせて処理しています。
一見、補色残像に類似したもののようですが、
残像の色が図形の縞方向に従うことや
残像が比較的長い時間持続することから
視細胞レベルの順応のみでは説明が難しく、
対象の方向情報と色情報の組み合わせを処理する仕組みが
視覚系に存在することを示唆しています。
by
経営者を35億通りの色で強運体質にする
色に恋して船で旅する
ロジカルカラーブランディングスタイリスト
COCOLOR代表
都外川八恵