デザインで見え方を変える〜図と地の関係

2019年12月31日(火)19:30
〜都外川先生の色彩学レッスンvol.71〜

今日から、色彩と構成シリーズに入ります!

色がない世界もないですが、
色だけで存在している世界もないので、

そのほかの要素との関係性で、
色は見え方が異なってきます。

そのほかの要素とは・・・
素材と形。

色と素材と形のことを「デザインの三要素」と言い、
これらは切っても切り離せないほどとても密接です。

色を考える時にはそのほかの要素のことも合わせて
考える必要があります。

今日は、形のお話から・・・

図と地の関係

デザインなどの視覚表現において、
主体となるものを図、背景となるものを地といいます。
美しい構成を考えるには、図と地の関係を明確にし、
図がより効果的に感じられるように、地をデザインする必要があります。

図と地の関係については、色の見え(錯覚&錯視)の
対比効果同化効果についても出て来ました。

色はデザインにより、ある意味見せ方を変えることができます。

対比効果:背景色(地色)により、図色の見え方を変えることができる
同化効果:挿入色(図色)により、地色の見え方を変えることができる

何をどう見せたいかによって、色をチョイスする必要があるということです。

by
経営者を35億通りの色で強運体質にする
色に恋して船で旅する
ロジカルカラーブランディングスタイリスト

COCOLOR代表
都外川八恵

  
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

よく読まれている記事