2020年1月21日(火)19:30
〜都外川先生の色彩学レッスンvol.92〜
今日は、色の正体である光について詳しくお届けします。
私たちが色を見るために必要な光とは、
電気と磁気のエネルギーが波となって
空間を伝わる電磁波の一種です。
電磁波は携帯電話やテレビなどにも利用され、
そのほとんどは眼で見ることはできませんが、
ごく一部だけ人間の眼で感じることができる範囲があります。
この可視範囲の電磁波を可視光(かしこう)といい、
ここが私たちが色と感じる世界になっています。
電磁波は、
波の山の高さ(波の大きさ)の振幅(しんぷく)と、
波の山から山までの長さの波長(はちょう)で
表すことができます。
波長はnm(ナノメートル)という単位で表され、
この波長の長さによって
それそれの働きや呼び方が異なっています。
人間の眼で見える可視光の範囲は、
波長の単位で表すと、約380 ~ 約780nmです。
可視光は波長の長さによって、
長波長(約600 ~ 約780nm)赤領域
中波長(約500 ~ 約600nm)緑領域
短波長(約380 ~ 約500nm)青領域
の3つに分類され、
波長の違いは色みの違いとなって現れます。
また、振幅が大きいと明るく、
振幅が小さいと暗くなります。
色がどれほどエネルギーを持っていて
色の違いによってどれほどエネルギーの質が違うか
その概念をお分かりいただけましたでしょうか。
自分にとって波長のいい、
自分を良い状態にしてくれる
エネルギーを知って、活用しませんか???
by
経営者を35億通りの色で強運体質にする
色に恋して船で旅する
ロジカルカラーブランディングスタイリスト
COCOLOR代表
都外川八恵