同じ色を混ぜても結果が違う?〜加法混色と減法混色

2019年1月24日(木)7:30
〜都外川先生の色彩学レッスンvol.55〜

加法混色減法混色についてはすでに
色彩学レッスンvol.53と54でやりましたが、
今日はそれらの関係性についてまとめたいと思います。

加法混色の三原色を足すと・・・

R ➕ G = Y
G ➕ B = C
B ➕ R = M

減法混色の三原色を足すと・・・

C ➕ M = B
M ➕ Y = R
Y ➕ C = G

という関係性が成り立ちます。面白いと思いませんか?
このような関係性です。

正三角形逆三角形の関係で言うことができます。

「正三角形」それぞれの辺の端にある2色を足すと、
間にある「逆三角形」の角の色が出来上がります。

「逆三角形」それぞれの辺の端にある2色を足すと、
間にある「正三角形」の角の色が出来上がります。

また、以下のペアはそれぞれ補色の関係性です。

R と C
G と M
B と Y

それぞれペアの補色どうしを足して

白になれば加法混色
黒になれば減法混色

の世界です。

加法混色は色光の世界
減法混色は色料の世界
です。

ですから、
前者は混ぜると明るくなりますが、
後者は混ぜると暗くなります。

ですのに、相関関係が言えるところが面白いですよね。

COCOLOR(ココカラー)代表 都外川八恵

  
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