2020年1月13日(月)19:30
〜都外川先生の色彩学レッスンvol.84〜
今日は、色の心理的効果についてシリーズ第4弾!
色の軽重感について。
色の軽重感 ← 明度による影響
ものの重さの感じ方にも色が関係します。
重さの印象は明度に関係し、
高明度の色は軽く見え、
低明度の色は重く感じられます。
明度が同じであれば、色相が違っても
重量の感じ方に違いはありません。
見た目と実際に持ち上げた時のギャップを感じやすいのは
高明度の色です。
(見た目に軽いと思って持ち上げたら重たく感じるため)
最近、引越し屋のダンボールで白が増えていのは、
作業が捗るよう、
単純に見た目に軽やかさを演出するためです。
心理的な重量感を取り除くには、
明度のコントロールが必要そうですね。
昨日、色の膨張&収縮感についてご紹介しましたが、
最低明度の黒は確かに収縮効果は高いのですが、
重量感も最も感じさせやすいので、
着膨れを気にする方にとっては
黒を着すぎると、
たとえ収縮して見えても、
かなり重たさを感じさせてしまいます。
収縮効果と軽量感、両方の望みを叶えるためには
黒を紺色や茶色や炭灰黒にするだけで
望みに近づくことができますよ。
この冬の季節のタイツなどで試してみるとよくわかりますので、
履き比べするなどして試してみてくださいね。
by
経営者を35億通りの色で強運体質にする
色に恋して船で旅する
ロジカルカラーブランディングスタイリスト
COCOLOR代表
都外川八恵