濃縹(こきはなだ)〜美しき色名の世界vol.90

2019年4月17日(水)19:30

今日から、
加盟会社22社
店舗数77店舗
社員数900名

美容室ネットワーク
ゼルグループさんの美容師さん向けに半年に及ぶ
スタイリング講習スタートしました!

ヨーロッパの方では、
プロショッパーといって、
美容師さんがお客様のファッションスタイリングのアドバイスをしたり、
ショッピング同行したり、というサービスがあるのだとか。

国家資格である美容師さんが、
髪の毛を切るだけではなく
ファッションのご提案ができたら鬼に金棒ですよね。

これこそ、真のトータルビューティーです。

その先駆けのレッスンをさせて頂けると思うと腕がなります。
頑張ります!!

そちらのグループ会社さんのイメージカラーが落ち着いたブルー
日本の伝統色で言えば縹色(はなだいろ)

それについては以前ご紹介しましたので、
今日ご紹介するのはそれをもう少し濃くした色です。



濃縹
(こきはなだ)DIC-N897

縹色(はなだいろ)の濃い色をいいます。
藍染めの代表的な色なので、藍色と言っても良いです。


藍色
(あいいろ)DIC-N889

藍色がこのような青系の色目に定着してきたのは、
藍染めの技法が発達してきた江戸時代以降のことでありました。
これが現在に伝承されている藍色と言って良いです。
中古以前山藍摺染め(すりぞめ)の緑色藍色としました。
延喜式でも藍草黄檗(きはだ)で染めた緑系の色を
深藍色中藍色浅藍色としていました。
中古以前緑系の色目でした。

日本人にこれだけ馴染みのある藍色も、昔は緑系のことを指したんですね〜
緑系のお野菜を、青野菜と言ったりもしますが、
緑系青系はいっしょくたんに言われた時代もあったそうです。

歴史に触れたその一方で、
私たちはトータルビューティーに向けて、
新しい時代を作っていきます!!!


経営者を色で強運体質にする

ロジカルスタイリング&カラーブランディングコンサルタント
COCOLOR代表
都外川八恵

※写真はイメージです。

  
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

よく読まれている記事