灰紫(はいむらさき)減紫(けしむらさき)〜美しき色名の世界vol.86

2019年4月13日(土)19:30

今日は、実は家族で、安近短の逃避行。
近場の温泉に来ています。

いろんなものをそぎ落とし
リフレッシュし、リスタートしたい・・・

そんな想いが募り募って、
どうしてもココロカラダ
温泉療養を半端なく求めました。

そういえば、自然に触れるのも久しぶりだな・・・
やっぱり人間は自然とともに生きるのが自然体なんでしょうね・・・

今日のお宿は、HPを見て決めたのですが、
そのイメージカラーが今日の色。

そんな日本の伝統色は・・・

灰紫(はいむらさき)DIC-N931

灰みがかった紫を言います。
灰緑灰青灰紫などという言い方は、
比較的最近の言い方に属します。
伝統色名には減紫(けしむらさき)いう名があります。

減紫(けしむらさき)DIC-N932

紫草も自生するものと栽培するものとの違い、
産地の違い、媒染の違いなどで様々な調子の色になります。
彩度の低い灰みがかった色減紫と言いました。



どちらの色も濁っていることに変わりはありませんが、
灰紫
よりも減紫の方が暗いイメージです。
色の調子トーンの違いを漢字一文字で表すだなんて
日本語の漢字って趣も奥も深いですね。

経営者を色で強運体質にする
ロジカルスタイリング&カラーブランディングコンサルタント
COCOLOR代表
都外川八恵

※写真はあくまでイメージです。

  
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