紺青(こんじょう)紺色(こんいろ)〜美しき色名の世界vol.69

2019年3月26日(火)19:30

今日は、なんと、はるばるアメリカ🇺🇸からお客様。
なんとも綺麗な、紫みがかった濃紺のセーターが
とってもとってもお似合いでした。

今日はその色をイメージした日本の伝統色をご紹介します。

紺青(こんじょう)DIC-N893

群青と同じく、藍銅鉱(らんどうこう)から採る
鉱物顔料につけられた色名で、
それにより一般に濃い青色をいうようになりました。
豪華な感じのする青で、
西欧王朝のシンボルカラーにロイヤルブルー(Royal Blue)があります。



紺色
(こんいろ)DIC-899

藍染めのごく濃い色を言います。
藍染めの専門業紺屋(こんや)と言ったことから
染め屋をみな紺屋と言うほどに、
の名前はポピュラーになりました。
英名にネイビーブルー(Navy Blue)があり、
これも紺色に相当します(9月の誕生色

紺青濃い青)をさらに濃くして
紫みを帯びたものが紺色ごく濃い青)と言った感じです。

前者が、鉱物顔料から染めた色
後者が、植物染料から染めた色
ニュアンスは違えど、

日本にとっては、どちらも「勝色(かちいろ)」として馴染みが深く
サッカーの日本代表選手のユニフォームにもなっているような色です。

ビジネスシーンや、経営者の方にも欠かせない色ですよね。

経営者を色で強運体質にする
ロジカルスタイリング&カラーブランディングコンサルタント
COCOLOR代表
都外川八恵

ps
写真はイメージです。

  
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