2018年11月26日(月)19:30
植物に含まれる赤や橙や黄色などの色素の多くは、
植物体を活性酸素から守る「抗酸化物質」です。
私たちの体の中でも「抗酸化力」を発揮してくれますが、
「抗酸化力」とは「活性酸素」を消去する力のことです。
酸素は私たちが生きていく上で欠かすことができませんが、
体に取り込んだ酸素の一部は「活性酸素」に変化してしまいます。
「活性酸素」は体内の細菌除去などに働いてくれる一方で、
過剰に発生すると私たちの体を酸化させ、
様々な病気の原因になったり、老化を加速させる側面もあり、
一長一短です。
「活性酸素」は主に4種類。
①過酸化水素
②スーパーオキシド
③一重項酸素
➃ヒドロキシルラジカル
①と②はSOD(スーパーオキシドディスムターゼ)などの
体内の酵素で直接消去できますが
③と➃は体内の酵素で直接消去できないため、
野菜や果物に含まれるカロテノイドやビタミン、ポリフェノールなど
食事から摂取する抗酸化成分の力が必要なのだそうです。
(出典:カゴメ株式会社 自然健康研究部)
バランスの良い食事を摂りましょうというように、
バランスの良い色を摂りましょう。
色あざやかな色をたくさん採っているいるうちに、
美と健康、アンチエイジング効果も期待でき、
心と体が元気になりますね!
食と色も、とても密接です!
COCOLOR(ココカラー)代表 都外川八恵