黄櫨染(こうろぜん)〜美しき色名の世界vol.50

2019年3月7日(木)19:30

毎週木曜日の朝経営者モーニングセミナー
COCOLORの事務所から自転車で5分
武蔵小杉ホテル精養軒で、朝6:30から行なっています。

そのあと、朝食会〜交流会と移るのですが、
(今朝は、私の事業を発表させていただきました)

こちらのホテル精養軒朝カレーがとっても美味しいんですよ。
煮込んであって、朝からサラっといけちゃいます。
(ちなみに個別に朝定食もきちんと出ます。サラダ&ドリンクはお代わり自由)

どなた様も、最初は朝ごはん無料
経営者モーニングセミナーにご参加できますので
ぜひ遊びにいらしてくださいね。
(今朝はお二人の友達が遊びに来てくれました)

今日はカレーのスパイスに似た、日本の伝統色をご紹介。




黄櫨染(こうろぜん)

黄櫨(はぜ)の心材の煎汁に
蘇芳(すおう)の煎汁灰汁混染した色。
混染した色だから、今でいうメタメリック現象が起こり、
光線によって色の見えが様々に変わります
延喜式天皇の正式な(ほう)の色とされ、禁色でもありました。

画像はこちらからお借りしました。
http://www.iz2.or.jp/fukushoku/f_disp.php?page_no=0000169

 

メタメリック現象
とは
日本語でいうと「条件等色」。
本来は異なる色なのに、とある条件下で同じ色に見えたりする
色の見えの現象の変化のことです。

禁色(きんじき)とは
位が高い方しか着ることのできない高貴な色。
庶民は一切手を出すことができないことからそう呼ばれました。

(ほう)とは
https://kotobank.jp/word/袍-131736
奈良時代以降、束帯および衣冠着用のときの上着。
天武天皇の頃の正服の表衣の後身で、摂関時代に日本化しました。
袍の種類には、まず天皇着用として
帛 (はく) の袍黄櫨染 (こうろぜん) の袍青色の袍があり、
上皇着用赤の袍
皇太子用には黄丹 (おうだん) の袍があります。
また親王以下諸臣着用の袍もあり、
これは着用者の身分で示す令制の位袍に基づくもので、
この制は多少変化して後代に及びます。

カレーみたいな色というと、
なんだか雰囲気壊してしまいましたが、
黄櫨染、読めるとかっこいいですし、
何より高貴で奥深い色、なんですね。


経営者を色で強運体質にする
ロジカルスタイリング&カラーブランディングコンサルタント
COCOLOR代表
都外川八恵

  
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