丁子色(ちょうじいろ)丁子茶(ちょうじちゃ)〜美しき色名の世界vol.132

2019年5月29日(水)19:30

最近、「モカカラー」や「ラテカラー」を使った
モカコーデ」や「ラテコーデ」が流行ってますよね。

今朝は、近所の超人気のパン屋さんで、
焼きたてのクロワッサンを買いました。
もう、ラテにぴったりすぎです。

今日は、それに似た日本の伝統色をご紹介します。

丁子色(ちょうじいろ)DIC-N746

丁子(=クローブ)は、沈丁花(じんちょうげ)に似た木のことで、
その木を煎じた汁で染めた色を言います。
濃く染めた色が丁子茶(ちょうじちゃ)、
媒染なしで薄く染めた色香色(こういろ)と言います。

香色 https://www.cocolor.biz/column/小麦色(こむぎいろ)〜美しき色名の世界vol-62/

丁子茶(ちょうじちゃ)DIC-N769

丁子の木の煎汁濃く染めて茶がかった色を言います。
もっと濃い色に染まり、唐茶(からちゃ)の名前もあります。

ラテカラーからモカカラーにかけてのグラデーションに似ている
丁子色から丁子茶にかけてのグラデーションを見ていると、
なんだかほっこり幸せな気持ちになります。

グラデーションにはやっぱりグラっときてしまいますね。

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ロジカルスタイリング&カラーブランディングコンサルタント
COCOLOR代表
都外川八恵

  
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