2019年2月5日(火)19:30
今日は、私にしてはものすごく珍しく、
夕方からお茶会&夜から経営者パーティ参加。
たまには女子?らしく・・・?(笑)
やはりこういう時に手に取る色は、
My BirthColorの紫。
今日の装いも紫がテーマカラーになりました。
紫といってもいろいろありますが、
今日はその中でも特に日本らしい、和の紫をご紹介します。
江戸紫(えどむらさき)こい青みの紫
江戸で染めた紫の意味で、青みがかった紫色。
紫草は昔各地で自生または栽培されていましたが、武蔵野にもありました。
紫を染めるのは紫草の根ですが、
紫草は「伊勢物語」以来、武蔵野の名草とされていたので、
名物の少ない新興都市江戸では、紫の染色は江戸っ子の自慢の種で、
江戸名物を取り上げた蜀山人(しょくさんじん)の狂歌や川柳にも紫が入っています。
京紫(きょうむらさき)赤みの紫
京都で染めた紫の意味で、赤みがかった紫色。
紫根染めの紫色で、江戸紫に対して付けられた色名です。
また、
京紫が伝統的な紫を受け継ぐ色ということで古代紫(こだいむらさき)と呼ばれ、
江戸紫が江戸時代、当時の今風の色なので今紫(いまむらさき)とも呼ばれました。
古くからの都である京では「雅」なものが好まれ、
新興都市の江戸では「活気」があるものが好まれました。
そういった二つの都市の性質が紫色の色みにも現れており、
江戸紫は「青みの紫色」で「力強い活気」をあらわすのに対し、
京紫は「赤みの強い紫色」で「優雅さ」をあらわしています。
面白いですよね。
COCOLOR(ココカラー)代表 都外川八恵