2019年3月6日(水)19:30
春はシラスがおいしい季節ですね。
主役にも脇役にもなるシラス、私も大好きです。
今日はシラスと大葉の焼きたてパンを食べました。
シラスと相性がいいと言えば、他にワカメ。
ワカメの酢の物に、シラスをかけて・・・
シラスのような色は以前お伝えしたことがあるので
参照:灰白(はいじろ)
今日はそんなワカメのような色に注目した伝統色名をご紹介します。
海松色(みるいろ)暗い灰みの黄緑
浅海の磯の岩石に生える緑藻(海藻)の一種で
「万葉集」にも海松が出てくるほど
この藻は食用として広く知られていたようです。
海松を「みる」とは読めなくなったので
すっかり忘れられてしまいましたが、
中世以降、海松色はオリーブグリーンの色合いを表します。
海松の形を図案化した模様は平安時代のものにも残っています。
海松色を「みるいろ」と読めただけでインテリっぽい印象になりますね(笑)
常緑樹の松のようになんだか縁起の良さも感じます。
経営者を色で強運体質にする
ロジカルスタイリング&カラーブランディングコンサルタント
COCOLOR代表
都外川八恵