深支子(こきくちなし)〜美しき色名の世界vol. 186

2019年7月22日(月)19:30

今日は、地元武蔵小杉のスペインバルにて
必殺仕事人の女子3人で熱い90分トークのランチ会。
スペインならではのパエリアを頬張りながらの濃密な時間でした。

今日はパエリアの色に似た、こんな日本の伝統色をご紹介したいと思います。

深支子(こきくちなし)DIC-N798  くすんだ赤みの黄

支子の実から採る黄色色素で濃く染め、
紅染めを上がけして、
やや赤みにした色を言います。
この色名は延喜式の中にもあります。

支子色(くちなしいろ)については
かつてご紹介しました。

深支子(こきくちなし)はそれよりもやはり
深くてこっくりとした色みになります。

「深」「浅」などの漢字一文字で、
色調(トーン)の印象がだいぶ変わるものです。

経営者を色で強運体質にする
ロジカルスタイリング&カラーブランディングコンサルタント
COCOLOR代表
都外川八恵

  
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