2018年10月27日(土)19:30
昨日、平塚市倫理法人会さんで色にまつわる講話をさせて頂きました。
その際、平塚の地元に根付く老舗のお饅頭やさんより美味しいお土産を頂きました。
田村の菓子司 井筒屋さん
https://retty.me/area/PRE14/ARE34/SUB31303/100000171479/
https://www.facebook.com/井筒屋-788790331230993/
地元の小学生や中学生との職場体験の中で、小学生から
「なんで赤と白なの〜?」という質問があり、答えに困ったとのことから
「教えて欲しい」というご要望がありましたので、調べてみました。
諸説ありますので、定義するのは難しいのですが・・・
【赤(紅)の意味】
・朱の鳥居=仏教の考えからくるもの。
赤い鳥居が残っているのは神道と仏教の融合「神仏習合」の考えからか。
・赤は魔除けの色。第一チャクラの色。
赤の強いエネルギーからネガティブエネルギーを跳ね返す。
・赤は赤ちゃんの色=「出生」。産着の色。還暦のちゃんちゃんこ。
【白の意味】
・白の鳥居=神聖な色。神様の色。邪気を払う効果。
穢れのない空間。前向きになるパワー。清潔感。浄化。霊性。
・あらゆる色を合わせた波動の高いエネルギーを持つ色。
光=生命力そのものを表す色。
・白は白装束の色=「死」や「別れ」。
花嫁の色=無垢であり決意の現れ。
赤と合わせることで人生そのものを表すとも。
日本人は昔からおめでたい事があると赤飯を炊き、白餅を振る舞う習慣があり、
ハレの日の食べ物として「赤飯と白餅」は全国的に一般化したと言われています。
これが「紅白はおめでたい」という概念の基盤となったという説があります。
色のイメージは、同じ人間ならば文化歴史宗教民族問わず
「ほぼ7割は共通している」と言われていますが、
その一方で「残りの3割」は「所変われば色変わる」という世界です。
世界のお祝いの色を調べてみても面白いな、と思いました。
COCOLOR(ココカラー)代表 都外川八恵