2019年2月20日(水)19:30
今日は、とっても暖かかったですね〜🎵
青空の中、お洗濯物をいっぱい欲し、お布団もポカポカになりました。
今日は、つよい青のお話。
日本の伝統色名では、縹色(はなだいろ)というのがあります。
縹色(はなだいろ)つよい青
藍だけで染めた藍染めの代表的な青を表す色名。
「縹」は「漂」から転じた字で、
藍汁の中に糸が漂うことを表していたそうです。
奈良時代から用いられた色名ですが、
中世には「花田」とも書くようになり、
近世には「花色」になりました。
この花は露草の青い花のことです。
縹色は、もとはうすい青のことでしたが、その濃淡によって、
「深縹」「中縹」「次縹」「浅縹」などと別れていました。
露草色(つゆくさいろ)
露草の花に見る色。
この花をすった汁を青花といい、
染め色の下絵を描くのに用いました。
万葉人はこれを着草(つきくさ)と呼び、
これで衣を染めたこともありました。
月草の名はそこから生まれました。
この色は花色とも言います。
日本は藍の文化ですから、
同じ藍染でもニュアンスによって色々な呼び名があるので面白いですね。
「花色」がやはり青色系の露草色というのもとても面白いところです。
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ロジカルスタイリング&カラーブランディングコンサルタント
COCOLOR代表
都外川八恵
※写真はイメージです。