良いデザインの10の原則

2018年9月28日(金)

Less is More
より少なく、より良いものを

という言葉をどこかで聞いたことがありませんでしょうか。

これは、ドイツ出身のインダストリアルデザイナーである
ディーター・ラムス(Dieter Rams,1932年5月20日〜)
が述べた有名な言葉です。

彼は、インダストリアルデザインにおける「機能主義」派の人物で、
家電製品メーカーであるブラウン社と密接に関わりました。

ブラウン社の電卓「ET55」は触感、持ち運ぶためのケース、
見やすい表示部などがよく配慮されている彼の代表作品の一つです。

すっかり秋めいてきて、カラー業界の世界も、冬の検定の準備に入る季節。
私も、東京商工会議所主催カラーコーディネーター検定対策の準備に突入です。
10/6にその対策レッスンを控えております。

http://www.toryo.or.jp/jp/event/seminar/color-c-2-2018.html

その、カラーコーディネーター検定公式テキストにも、
ディーター・ラムスの「良いデザインの10の原則」が
しっかり書かれてありますので、
今日は、それをご紹介したいと思います。

良いデザインは 〜
 −  革新的である
 −  製品を便利にする
 −  美しい
 −  製品をわかりやすくする
 −  慎み深い
 −  誠実である
 −  恒久的である
 −  細部まで一貫している
 −  環境に配慮する
 −  可能な限りデザインを控える

いかがでしたでしょうか。

これってインダストリアルの世界だけではなく、
ファッションの世界でも通ずるところがありますね。

COCOLOR(ココカラー)
色とスタイリングの専門家 都外川八恵

  
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