2019年11月11日(月)19:30
今日は肌寒くグレイッシュな一日でしたね。
今日みたいなグレイッシュな色の背景には、
少しの反対色がポイントになって映えます。
「少し」。この分量が大切です。
アクセントカラー 的な5%くらいの分量。
同じ分量だと喧嘩して何が言いたいのかわからない配色になりがちですから。
ということで、今日ご紹介する日本の伝統色は・・・
若緑(わかみどり)DIC-N841 うすい青みの緑
明るく新鮮な感じの緑を言います。
明るい緑に「若」の形容をつけ、
暗くくすんだ緑に「老」の形容をつけて
呼ぶ言い方が伝統的にありました。
古い伝統色名での若緑は
むしろ若葉緑のような黄みの緑を言いました。
色落ちて深くなりゆく秋もいいものですが、
寒くグレイッシュな空ばかりが続くと、
その反動でたまにはこういう色を求めますよね。
その心境のバランスを配色にも生かすと、
受け入れられやすい配色になったりします。
自然界から学ぶこと。配色では大いにあります。
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経営者を35億通りの色で強運体質にする
ロジカルスタイリング&カラーブランディングコンサルタント
都外川八恵
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