2019年1月14日(月)19:30
今日は、濃い赤のタータンチェックの親子コーデを楽しみました。
「帰ろうかな、もう帰ろうよ、茜色に染まる道を〜♬」
というのは、「home」の歌詞にもありましたが、
思わず娘と口ずさみました🎵
緑が続くと、赤に反動がくる、
・・・というのはよくある話で、
流行色の世界でも、とある色がしばらく続くと、
その反対の補色がトレンドカラーに浮上する、
というのは、決して珍しい話ではありません。
今日は、こい赤である茜色について。
茜色(あかねいろ)
温帯アジア原生の茜草の根を原料とする
植物染料によって染められた濃い赤を表す色名。
茜草の根を染料としたのは非常に古く、
地中海沿岸に産するマダー(madder)が西洋茜根(せいようあかね)です。
昔トルコ人の被った帽子のトルコ赤も茜根染であったと言われています。
また「茜色に照りはえる」という意味の枕詞「あかねさす」は
すでに万葉集にも用いられてきました。
茜は日本最古の植物染料の一つだったと考えらえています。
万葉集にはすでに登場していたほど歴史がある茜色。
日本人のDNAレベルで馴染みの深い、ふか〜い赤です。
COCOLOR(ココカラー)都外川八恵