薄色(うすいろ)濃色(こいろ)〜美しき色名の世界vol.139

2019年6月5日(水)19:30

今日は、オーダースーツ提携サロン取材対応
メンズカジュアルの記事について今度執筆します。

やっぱりこういう時には、自分のブランディングになる色。
My バースカラーであるパープルの洋服と決めています。

私のは、番号で言うとDIC-188濃い紫青
割と鮮やかな色ですが・・・

日本の伝統色紫系にはこんな色もあります。



薄色
(うすいろ)DIC-N999

薄色紫式部日記源氏物語など平安期の文学にその用例が見られますが、
紫系の淡い色薄色(うすいろ)といい、
紫系の濃い色濃色(こいろ)といいました。
特に紫系薄色濃色を用いたのは、
この時代には紫が高貴な色の代表のように扱われていたことによります。

濃色(こいろ)DIC-N1000

今日では、濃い薄い全ての色相につく形容詞ですが、
平安時代紫が色の代表のようなものでしたから
特に紫系に対して用いられてきました。
濃紫」と書いて「こきいろ」ともいいます。

薄色濃色も、かつては、その代表がだったとは。

バースカラーの、色を生業とする人間として、身が引き締まります。
これからも、この使命を命尽き果てるまでこの仕事に捧げます。

経営者を35億通りの色で強運体質にする
ロジカルスタイリング&カラーブランディングコンサルタント
COCOLOR代表
都外川八恵

  
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