2019年10月12日(土)19:30
今日は、広島ガーデンパレスで開かれた
印刷産業夢メッセ2019にて
コニカミノルタさんの枠で講演させていただきました。
タイトルは
色で変わる×色で変えられる広告効果
〜色ができる×色でできるブランド戦略と販売促進〜
私の真骨頂です。
コニカミノルタさんの印刷機では
だいぶクリアで鮮明な、
特色に近い色が出せるようになってきました。
鮮やかな色も魅力ですが、
くすんだ色も魅力です。
極彩色と渋い色。
ハレとケ。
日本にはその両方の文化があります。
今日は日本の伝統色を代表する
こちらの渋い色をご紹介します。
利休鼠(りきゅうねず)DIC-N953 緑みの灰色
利休は葉緑の緑みを形容したもので、
緑みがかったグレイを言います。
日本のような湿気の多い気候のところでは
霧(きり)や靄(もや)がたちこめ、
草木の緑も、遠くからはこのような色に見えることがあります。
利休鼠は、実際には、灰色が少し緑みがかったような色。
利休がついた色名はそのほかにもありますが、
利休がつくとどれも少し緑みがかったような色になります。
「緑」を千利休の「利休」とかけるところが
名実ともに渋いですよね。
by
経営者を35億通りの色で強運体質にする
ロジカルスタイリング&カラーブランディングコンサルタント
都外川八恵
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Violet都外川の色彩学&スタイリングレッスン&コラム