古代紫(こだいむらさき)〜美しき色名の世界vol. 287

2019年10月31日(木)19:30

今日はハロウィンですね。
ハロウィンカラーといえば、オレンジブラックパープル・・・

今日はその中のパープルを取り上げ、
こちらの日本の伝統色をご紹介します。

古代紫(こだいむらさき)DIC-N925  くすんだ紫

紫草の根を材料として染める紫は、
今日の合成染料による彩度の高い紫
望むべくもありませんでした。
今日の紫に対比して、
昔のにぶい調子の色古代紫と言いました。
京紫も同じような色です。

京紫に関しては、
江戸紫と比較しながら以前にも一度ご紹介しました。

ハロウィンカラーにしてはかなり渋い色に感じますが、
実際はもう少し鮮やかですし、
日本には、すみれ色のように鮮やかな紫から
この古代紫のようにくすんだ紫まで
意外と紫の幅が多く存在します。

手が届かないようなイメージの色でありながら
紫は実は縁は深い色と言えます。

経営者を35億通りの色で強運体質にする
ロジカルスタイリング&カラーブランディングコンサルタント
都外川八恵
毎朝&毎晩7:30更新❣️
Violet都外川の色彩学&スタイリングレッスン&コラム

  
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