黄橡(きつるばみ)〜美しき色名の世界vol. 303

2019年11月16日(土)19:30

すっかり秋も深まってまいりました。
しばらく秋らしい色のご紹介が続きます。

以前に木蘭色(もくらんじき)という色をご紹介しましたが、
今日はその別名の色をご紹介します。

今日ご紹介する日本の伝統色は・・・

黄橡(きつるばみ)DIC-N964  くすんだ黄

大宝衣服令黄橡(きつるばみ)の名前があり、
木蘭色はこの黄橡(きつるばみ)と同じとされました。
インドなどに産する植物のミノバランで染めた色を言いました。

同じ木の色でも、秋の紅葉の移ろいをみると、
本当に色々な色があるものだなあ・・・と感動させられます。

カラーコーディネーターには、
「配色に迷ったら自然界に学べ」
という言葉がありますが、

いくら学んでも
いくら真似しても
この移ろいと奥行きと壮大さと美しさにはかないませんね。

by
経営者を35億通りの色で強運体質にする

旅するロジカルカラースタイリスト
COCOLOR代表
都外川八恵

  
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

よく読まれている記事