2020年3月12日(木)7:30
〜Violet都外川のスタイリングレッスンvol.459
今日は、肌見えのお話。
画像はMILEPORTLE さんからお借りしました。
同じモデルさんに
1枚目:ブルーベースのアイテムと
2枚目:イエローベースのアイテムを着せています。
ブルーベースの色は余分な血色を引き
イエローベースの色は足りない光を足してくれる効果があります。
このモデルさんの場合は、確かに、
1枚目の方がお肌は白く見えていて綺麗なんですけれど、
2枚目の方のようにツヤや光を足してあげても
いい血色が生まれて、元気に若々しく見えるのではないでしょうか?
なので、この方の場合は、あまり、
ブルーベースかイエローベースにこだわらなくても?
濁色か清色にこだわるなどの方に注力をされた方が良い方かもしれません。
ただ、こちらのモデルさんの場合は違います。
1枚目のブルーベースの色よりも
2枚目のイエローベースの色の方が、
明らかに彼女の「らしさ」や「元気さ」「ナチュラルさ」が伝わってきます。
わかりやすいタイプですね。
このように・・・
パーソナルカラーというと、とかく
イエローベースかブルーベースかにこだわる方が多いですが、
中にはそんなに変化が出ないという方もいらっしゃいます。
① 色相タイプ(イエローベースかブルーベースかに変化や反応が出やすい)
② 明度タイプ(明るいか暗いかに変化や反応が出やすい)
③ 彩度タイプ(鮮やかか穏やかか、清色か濁色かに変化や反応が出やすい)
色の世界は③属性ですから、
人間の色素を分析する上においても、
この③属性を大事にし、
客観的に分析した結果、
3つのタイプに分かれるのは当然です。
先ほどお伝えしたように、
ブルーベースの色は、余分なものを引き算する効果があるので、
どなたでも色白に見せる効果がありますが、
血色が引かれすぎて、色白を通り越して、青白く
ツヤまで失われてしまって見えている人いませんか?
「日本人はサマータイプが多い」
などと豪語する(ほざく)カラーリストがいますが、
それは「色白好きな日本人」という
偏見フィルターがかかっているようにしか
私には思えません。
サマータイプがいるように
スプリングタイプや
ウィンタータイプや
オータムタイプも
満遍なくいるように感じるのが
私の22年の経験です。
by
経営者を35億通りの色で強運体質にする
色に恋して船で旅する
ロジカルカラーブランディングスタイリスト
COCOLOR代表
都外川八恵