2018年10月25日(木)7:30
〜都外川先生のスタイリングレッスンvol.3
「パーソナルカラー」とは簡単に言うと「似合う色」。
「パーソナルテクスチャー®️」は「似合う質感」。
「パーソナルパターン®️」は「似合う柄」。
「パーソナルライン&シルエット®️」は「似合う形」。
似合うとか、似合わないとか、よく言いますが、それでは「似合う」とは一体何?
・・・私は、究極の持って生まれた「自分らしさ」と定義しています。
(定義するものでは無いのかもしれませんが、少なくとも「診断する側」と「される側」との間では、この定義は共通認識として持っておいた方がいいです。絶対。そうしないと、誤解や誤審に繋がりますから。)
COCOLOR(ココカラー)が考える「似合う」とは。
地図でいうなら「現在地」。
料理でいうなら「素材」です。
スタイリングでいうなら「サイズ」です。
現在地を知らずして目的地を目指せますか?
素材を知らずして料理できますか?
サイズを知らずしてスタイリングできますか?
・・・できませんよね。
行きたい場所、食べたい料理、なりたい容姿・・・目的は目指すことができますが、何ごとも現状把握が大切。
スタイリングにおいては、自分のサイズを知ることと同じように、自分に似合う色や質感や柄や形は最低でも知っておきましょう。
よく「似合う色は変わるのですか?」と聞かれますが、私の定義は 「似合うの大筋は一生変わらない」です。
(診断する人によって似合うと言われる色が違う、というのは、診断側のスキルの問題です)
「大筋は」と申しましたのは、「肌」や「目」や「髪の毛」の色素はもちろん年齢とともにくすんだり、黄ばんだり、色素が抜けたりして変化しますので微調整は必要になってきますが、その下に流れる「血色」は一生変わらないからです。
ですから、突然変異のように ブルーベースの方がイエローベースに変化したり、イエローベースの方がブルーベースに変化するということは 考えにくいのです。
また、年齢に伴う「お悩み解決」という意味では・・・
→ くすんできた肌色に透明感を持たせたい
→ 黄ばんできた白目をなんとかしたい
→ 色素が抜けて白髪が増えた、染める?染めない?オシャレはどうしたらいいの?
上記についていえば、「似合う色が変化する」ということでは決してなく「補正の仕方が変わってくる」「ご提案する色が変わる」 と言った感じでしょうか。
その他 「こうなりたい」「こう見せたい」「こう見られたい」「これが好み」 ・・・などなど、 好みも当然変わってきますものね。
お悩み解決も、好みも、まとめると目指したい「目的」です。
また、お化粧したとしても「パーソナルカラー」は変わりません。
それは、どんな「お化粧=お料理」をしたとしても 「素材」は変わらないからです。
「お化粧=お料理」をすることで 「素材の見せ方を変える=素材の味を変えることができる」 という感覚ですね。
「似合う」について、それをお仕事になさっているプロの方も、一度きちんと考えてみませんか?
色々なことを言われて、訳がわからなくなっているお客様を一人でも多く減らすために・・・
COCOLOR(ココカラー)代表 都外川八恵
参照:パーソナルカラーって、歳にともない変わりますか? また、お化粧などで変えることもできますか?
https://wizball.io/questions/33215/answers/56590