2019年2月28日(木)7:30
〜Violet都外川のスタイリングレッスンvo.83
グレーって黒と一緒で、「着る人を選ぶ色」ってご存知でしたか?
ベーシックカラーを着ていれば安心・・・ということでは決してないのです。
画像は、お世話になっているMILLEPORTEさんからお借りしました。
色で分析&分類すると・・・
左2つがブルーベースのグレー、右2つがイエローベースのグレーです。
左側の方がクールなグレー、右側の方がウォームなグレーです。
無彩色のグレーは、基本的にブルーベースの
サマー(夏美ちゃん)タイプや、ウィンター(冬美ちゃん)タイプの方の持ち色です。
特に夏美ちゃんは、お肌の透明感が上がり、スッキリと上品に着こなして頂けます。
逆にイエローベースの方が着ると、顔に影が入って暗く見えたり、青ざめて見えたり、
男性はヒゲの剃り跡が目立って見えたりして、
全体的にベクトルが下がったような、暗くアンハッピーな硬い表情の印象になります。
では、イエローベースの
スプリング(春美ちゃん)タイプや、オータム(秋美ちゃん)タイプの方は着られないのでしょうか?
いえいえ、工夫をすれば大丈夫です。
グレーに、少しベージュを足してあげると、暖かなグレーになります(グレージュ)
この微差が、大きな違いを生むのです。
先日、取材に来てくださった雑誌の編集者の方が、
イエローベースが強い、典型スプリングのタイプの方だったのですが、
苦手なグレーのセーターを上手に着こなしていらっしゃいました。
顔まわりには、温かみのあるイエローベージュ のパールのネックレスと、
鼈甲(べっこう)の大ぶちメガネをされていたのです。
そして、合わせは、キャメルベージュのトレンチコート。
トレンチを着ているときはもちろんのこと
トレンチを脱いでも顔が青ざめることなく、
むしろあえてハズしているように見えるほど、
ニュアンスカラーをとても素敵に組み合わせていらっしゃいました。
ベーシックカラーこそ、自分の個性をよく知って&生かして
人とカブらないように自分らしく着こなしたいですね。
自分の個性を知りたい方は、
COCOLORの個別相談にお進みください。
経営者を色で強運体質にする
ロジカルスタイリング&カラーブランディングコンサルタント
COCOLOR代表
都外川八恵