2019年8月17日(土)7:30
〜Violet都外川のスタイリングレッスンvo.251
今日は、メンズシューズのお話。
画像はMILLEPORTEさんからお借りしました。
1枚目は内羽式、
2枚目は外羽式の画像です。
また、
1枚目はつま先に切り替えのあるストレートチップ、
2枚目は切り替えがないプレーントウです。
内羽式は、ボディからひと続きで上部から切れ込みが入ったものです。
外羽式は、ひもを通す穴部分のパーツが、
靴本体とは別に扉状に取り付けられているものです。
内羽根に比べて開きが大きい分、
シューレースによるフィット調節が容易なのがメリットです。
内羽式の方がフォーマルで、
外羽式の方がカジュアルです。
冠婚葬祭には内羽式が必須、
普段履きやビジネス用には外羽式でも大丈夫です。
また、ストレートチップもプレーントウも
シンプルなデザインなので、
カジュアルからフォーマルまで幅広く対応できます。
ただ、丸みを帯びすぎるとカジュアルになりすぎる傾向がありますので、
尖り過ぎない程度に適度なシャープさがあると、
フォーマルな印象になります。
上の画像のように
つま先に鳥が羽を広げたようなW型のキャップが
切り替えられているのが、ウイングチップです。
ブローぐ(穴飾り)や
切り替え部分にピンキング(ギザギザのカット)
が施されるなど、装飾が入ることも多くあります。
これは野山を歩く際に
靴に傷がついても目立ちにくくするため、
またはつま先を保護しつつ革の間に湿気がたまらないようにするため、
とも言われています。
ウイングチップはワークシューズ的な役割の靴に付けられた装飾
と言われているため、カジュアルな印象です。
ビジネスシーンに用いても大丈夫ですが、
フォーマルなシーンには向きません。
上の画像のように、
甲革をベルトで留めるデザインのものが
モンクストラップシューズです。
「モンク」とは「僧侶」の意で、
僧侶が履く靴が原型といわれています。
ベルト1本のシングルモンク、
ベルト2本のダブルモンク、
ストラップが横取り付けられるサイドモンク、
などがあります。
ビジネスシーンのスーツスタイルにも
カジュアルシーンのジャケパンスタイルにも
合わせられます。
・・・何れにしても大人の男性としては、
フォーマルな冠婚葬祭用に
ほどほどにシャープで綺麗めな形の
内羽式の黒のプレーントウかストレートチップは
いいものを一足持たれておくことは必須、
強くお勧めします。
by
経営者を35億通りの色で強運体質にする
ロジカルスタイリング&カラーブランディングコンサルタント
都外川八恵
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