スタイリングの世界の全体像

2018年10月24日(水)7:30
〜都外川先生のスタイリングレッスンvol.2

前回はスタイリングでも欠かせないデザインの三要素についてやりました。
今日はスタイリングの世界の全体像について。

それはズバリ、デザインの三要素に加えて、位置Position面積Volumeです。

同じ色や素材や形でも、どこにPositionどのくらいVolume)を持ってくるのかによってイメージは全然変わるからです。

(◎)似合う色や素材や形
   ・顔まわりBESTですが、似合うものなのでどこに持ってきても自由
   ・全身のワンピースやドレスや着物など大きな面積でもOK! 

(×)似合わない色や素材や形
   ・顔まわり避けた方がBETTERボトムスや小物などで用いて
   ・分量少なめで。例えば柄の一部や小物などで用いて

お洋服の場合は、お着物と違って、用いる場所は色々と選べます。
 
 ・トップス
 ・ボトムス
 ・アウター
 ・インナー
 ・ハット
 ・ベルト
 ・バッグ
 ・靴
 ・アクセサリー

また、用いる面積も色々と選べます。
面積の話で言うと、コーディネートは次の3つの順で考えていくとわかりやすいです。
(玄人の方は逆からの場合もありますが)
 
 ①ベース  70%

 ②アソート 25%
 ③アクセント  5%

例)ベースとなるワンピースを選ぶ 70%
  合わせるカーデを選ぶ     25%
      合わせる小物を選ぶ       5%

例)ベースとなるトップスやアウターを選ぶ 70%
  合わせるボトムを選ぶ         25%
      合わせる小物を選ぶ           5%

ファッションのコーディネートスタイリングって、お料理と似ています。
自分という素材を、いかに料理するか。

似合うアイテムは、簡単時短コーデに繋がります。
料理で言ったら、時短料理と一緒。
素材を生かしてスパイス程度をふればいいだけですから(笑)

似合わないアイテムは、時間と手間とコストがかかります。
料理で言ったら、仕込みが必要な創作料理煮込み料理と一緒。
素材を殺す(・・・とは言いませんが)、色々創意工夫アレンジする必要がありますから(笑)

料理が不得意な自分が言うな、と言うツッコミがどこからから聞こえそうですがね。
いやいや、料理もファッションも、基本は素材を生かしたものが好きなだけですから(苦笑)

COCOLOR(ココカラー)代表 都外川八恵

  
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